団員の声(感想文)

今の自分に出来ることは、継続してこの旅に参加すること

第九班 副班長 木下栄次

今回、初めて台湾慰霊訪問の旅に参加をさせて戴きました。

以前から、日本に帰ることができずに海外で眠られている英霊の方々に手を合わせたいと思っていました。

この旅を知り、参加するきっかけは、1年前にユーチューブで放送されているチャンネル桜沖縄で紹介されていました。直ぐにネット検索したのですが、探しきれずその時は諦めましたが、今年、再度放送で紹介され、検索したところ、ようやく見つけることが出来、海外からでしたが、日華(台)親善友好慰霊訪問団に即電話を入れ、申し込みを受け入れて戴きました。

この旅で始めの頃に感じた事は、一人で参加したせいか何か場違いの場所にいるような気がして馴染めずにいました。しかし、旅が進み、次第に同じ班の方々とお話が出来るようになり、同じ価値観で話ができる安心感からか気持ちよく旅を続けられるようになりました。

行く先々で行なわれた様々な各イベントで、参加されている団員の皆様と一緒に大東亜戦争で自らの命を捧げた英霊の方々に黙祷を捧げ、国歌君が代を歌っている時は、団員の皆が心ひとつとなった感じでとても感動的でした。また、各イベント及び慰霊式の際に小菅団長から受けた説明がとても分かりやすく、過去の経緯をよく知らない自分にとって理解し易く、とても助かりました。

いろいろ説明など受けましたが、初めて行く場所で、初めて聞く説明に特に感動しました。しかし、残念ながら書き記そうとしても言葉としてなかなか出てこない自分の記憶力なのですが、それでも記憶に残っている言葉をつないで自分なりに心に留めている事があります。

亡くなられた英霊の方は自ら動く事が出来ず、ただ来てくれるのを待つだけです。

皆さんが、此処に来られ、祈りを捧げるだけで、英霊の方々は喜ばれている。

また、英霊の方々の慰霊のために、力のある方が出来ることが、皆が同じように出来るわけではありません。それでは、出来ない人はどうすればよいのか。

それは、継続です。これは、力のない人でも出来るのです。

と正確ではありませんが、このようなことを言われました。この話は、記憶に残っている言葉を繋ぎ合わせたものですが、このお話で私も心に決めました。

今後もこの慰霊訪問の旅に参加させて戴き、年に一度ではありますが、英霊の方々の前で手を合わせる、このことが今の自分に出来る事と思い、今後も状況が許される限り、この旅に継続して参加するつもりです。

小菅団長、日華(台)親善友好慰霊訪問団のスタッフの皆様、今後とも宜しくご指導戴きますようお願い致します。

第20次 団員の声(感想文)全38件

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