第22次 台湾慰霊訪問の旅 実施延期のお知らせ

平成11年以来、私たちは宝覚寺における「原台湾人元日本兵軍人・軍属戦没者大慰霊祭」に参列させていただき、3万3千余柱の御霊の安らかならんことをお祈りして参りました。

この顕彰事業を風化させることなく、さらに充実・拡大し「日台の魂の交流事業」として次世代に継承していくことが「日本人として散華された英霊」にお応えする私たちの務めであると考えています。

かつてのSARS禍の最中での実施経験を踏まえ、今年の第22次台湾慰霊訪問の旅も、計画通りに11月22日より26日の日程で実施する方向で、訪問先や旅程ならびに団員募集の最終準備を進めておりました。

しかしながら、台湾は蔡英文総統の徹底した指揮の下、武漢ウイルス感染防疫に成功しましたが、日本国内では感染拡大により、地域差はあるものの、相変わらず感染者数は減少せず、政府の出入国規制により、台湾への渡航ができないのが現状です。

国民の多くが「台湾に学べ」と声を挙げるにもかかわらず、本来の感染防止対策に反し、経済重視の施策等により、国民は右往左往させられています。その結果、せっかく良い方向へ傾いていた台湾側の受け入れ態勢も、わが国の対応のまずさにより撤回されてしまいました。

昨年、台中市・宝覚寺において、ご英霊に対し、今後は慰霊訪問団が中心となって慰霊祭を挙行するとお誓い申し上げたところではございますが、現在の状況下では、訪台そのものが叶わないのが実情です。

何とか訪台できないものかと、福岡総領事館をはじめ台湾関係機関とも連絡・調整を続けつつ、状況の変化を注視して参りましたが、訪台予定も近づき、今後の準備の関係上、実施の可否を最終判断しなければならない時期となりました。

そこで、台湾側関係諸団体、並びに慰霊訪問団役員等で慎重に協議を重ねた結果、断腸の思いではありますが、今秋の第22次 台湾慰霊訪問の旅の延期を決定致しましたので、取り急ぎお知らせ致します。

尚、今後の詳細については、台湾への渡航が再開され次第、改めてお知らせ致しますので何卒宜しくお願い申し上げます。

令和2年10月吉日
日華(台)親善友好慰霊訪問団
団長代行 原田 泰宏
田口 俊哉
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