団員の声(感想文)

これが自分が望んでいた旅であると確信した

第四班 湯下班 本田武敏

今回、第19次日華(台)親善友好慰霊訪問の旅に参加を決めた一番の理由(わけ)は実兄の一言でした。「日本人としての心を持って一生を全うするなら一度、慰霊訪問の旅に参加して、台湾に根を下している日本精神、人を思う心、今、何を為すべきかを知る良い機会だと思うよ」との会話からでした。私も古稀を過ぎ、地域活性のため微力ながらお手伝いはしているものの、もっと視野を広げ、残り少ない人生の糧になればとの思いから同行させて戴いたものです。

観光旅行とは違うとの認識は持っていましたが、初日、海明禅寺においての慰霊式で小菅団長の祭文を聞き、実に素晴らしく、清々しく魂を洗われる感動を受け、この旅は今迄の研修クラスじゃない、心して参加しようとの思いから、これが自分が望んでいた旅であると確信したものでした。

日本人としての自覚、愛国心、誇りを今の日本は学校教育でどこまで教えることが出来るのか不安です。命を懸けて教育し、台湾の地で先人達が日本精神を示していたことをこの旅で知り得、日華(台)の絆の強さを見聞することが出来たことは今後の私の人生に大きく影響を及ぼす事に間違いありません。

人は情で繋がれています。戦争は悪です。しかし、最悪の中から真の強さや誠が生れることも事実です。台湾の方々の逞しさを目の当りにし、見習う事が多くありました。

5日間という短い日程ではありましたが密度の濃い充実した毎日でした。昼間の慰霊式(祭)、夜は歓迎と親睦の夕食会、等々連日の催し。企画、運営を担当された団長はじめ事務局の皆様には頭の下がる思いで一杯です。

私は30歳の誕生日を期に「考古証今、先憂後楽」の語を座右の銘とし過ごしてまいりました。今回、小菅団長から国家とは何か、どうあるべきかを拝聴し、改めて、日本精神、日の丸の下で武士(もののふ)として大義や正義の為に生き、死を受容した民族が尊敬され畏敬される真の文化を忘れてはならないと再認識させられました。日華(台)の友好が湾生、旧軍人、軍属関係の繋りだけで終わることに成らぬ様、若い世代に交流を促し、親善と絆づくりの一助に成ることが自分の努めと心に留めています。

心温る歓迎の気持ちが随所で感じられた台湾側の受け入れ、企画(計画)、催行され、無事故で盛会に終えることが出来たこと、団長以下事務局の皆様に改めて敬意を表すると共に厚く御礼申し上げます。又、この慰霊訪問の旅に参加を呼び掛けてくれた兄の配慮に感謝する次第です。本当に貴重な体験と感動をありがとうございました。

第19次 団員の声(感想文)全28件

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