団員の声(感想文)

台湾との強い絆

第三班 倉田班 松俵茂子

第19次台湾慰霊訪問の旅で通算9回目の参加となりました。11月22日より26日迄の4泊5日のスケジュールでした。今回は主人が参加できず残念でしたが、行く先々で大勢の人が待って下さっておりました、本人も台湾が大好きで友達も多く、年に何度も来ていました。

大東亜戦争での台湾の方々の悲惨な出来事を聞くたびに胸がいっぱいです。22日に海明禅寺、23日の富安宮では立派な出来屋根がついていました。

保安堂では、皆さんが待っておられ、主人が来ていないことを伝えるとびっくりされていました。弟が主人に代わって献花をし、挨拶をさせていただきました。

24日の巴士海峡では、ルソン島で亡くなった主人のお父様に「義博さんが会いに来ましたよ」と大きな声で水平線に向って叫び献花をしましたが、涙がとまりませんでした。潮音寺に行く道もよく整備されていて感動的でした。

25日には宝覚寺の日本人墓地での慰霊式、霊安故郷碑前での慰霊祭では小菅団長の祭文が読み上げられ、胸がいっぱいになりました。

26日、芝山巌では9回目にして初めて登りました。今まで膝を痛めていたこともあって失礼していましたが、今回は階段を一段一段、一歩一歩踏みしめ登りました。学務官僚遭難之碑での慰霊式、六士先生の墓参、初めての経験で今までの胸のつかえがとれた感じがしました。

今回は61名の団員の参加で、大型バス2台で大変だったことでしょう。小菅団長はじめ、スタッフの皆様、「旅の栞」や「学習資料」の準備、訪問先々での配布物等、いつも心にかけていただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。これからも慰霊訪問の旅が長く続きますようお祈り申し上げます。

第19次 団員の声(感想文)全28件

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