団員の声(感想文)

私も日本と台湾の永遠の友好を願って「日本の一角」に起つ

第二班 田口班 茅野櫻/中学2年

私は今回初めてこの慰霊訪問団に参加しました。まだお腹の中にいた頃に一度行ったことがあるそうですが、もちろん覚えていません。私はこの旅に参加して「楽しい」よりも「嬉しい」の方が多かったです。

まず、台湾の方が日本語を上手に話していること。次にその方々が日本についていろんなことを知ってくれていること。私はこの2つが特に嬉しかったです。

私は台湾について、祖父や母から教えてもらった少しのことしか知りません。日本のことを日本人よりも好きでいてくれる台湾の国のこと、人のこと、歴史のことなどたくさん知りたいと思いました。

今回の旅で私が心に残っている場所は、六士先生のお墓です。私は将来、海外青年協力隊に入り、世界の困っている子供達に勉強を教えたいと思っています。六士先生は台湾の子供達に教育をしに来たのに殺されてしまったと聞き、すごく悲しくなりました。でも、それと同時に立派なお墓があることが嬉しかったです。

台湾での5日間、私はたくさんの人に会いました。その中には、母が「台湾での私のお父さんとお母さんよ」といって紹介してくれた方や、日本で兵士をしていた方、小学校の校長先生、看護婦だった方など尊敬できる方がたくさんいました。そんな方々と名刺を交換して当時の話などを聞いて、私たちが今、学校で習っている歴史とは違うことに悲しい、悔しいと思いました。そして、私は正しいことを学ばないといけないと思いました。また、祖父がお寺やお墓の前で読んでいた祭文の「日台の生命の絆死守せんと 吾日本の一角に起つ」の言葉が心に残りました。

私も日本と台湾の永遠の友好を願って「日本の一角」に起ち、これからも日華(台)親善友好慰霊訪問団に参加したいと思いました。

第19次 団員の声(感想文)全28件

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