団員の声(感想文)

日本人は真の親日国家である台湾を見誤ることなかれ

第二班 班長 下田健一

今回で2度目となる標記の旅に参加させて戴き、初回にも増して感動できる旅となり誠に有り難く思っております。先ず以って、この活動に永年携わってこられた小菅団長の指揮の下、スタッフの方々のご努力に深く感謝申し上げます。

それにも拘わらず日本政府やマスコミの対応はと言えば、日本の経済的なメリットのみを求め、1972年、(何時まで経っても中の国である)シナと国交正常化に踏み切り、それと引き換えに台湾との親密な関係を断ち切ってしまいました。その後は、日本にとっては人的にも地理的にも最重要国家である【台湾】を歴代内閣は粗末に扱っています。

その様な扱いの中でも、台湾の方々は、戦前の日本の統治時代の恩義を忘れることなく、律儀に淡々と日本精神を受け継ぎ、各地で日本兵や日本兵として大東亜戦争で亡くなられた方々を神として崇め、鄭重に祭って戴いています。そこを見極めることができるのは、初日の夕方訪れた芝山公園「六士先生の墓」です。明治26年(1896)1月1日、芝山巌事件で殉職なされた18歳から30代の小学校の先生の墓にお参りしました。その他にも、2日目に訪問した飛虎将軍廟(共に日本人がご祭神)を現地台湾の方々が建立し、また、この訪問団のメインテーマ行事の慰霊祭が行われる宝覚寺の本堂の中や高砂義勇隊戦没英霊記念碑、保安堂、更に、烏山頭ダムの八田與一記念像や記念館を訪問すると、そこの保存の仕方や日々のお祈りを大事にした行き方が分かり、ここに、〔台湾で日本を知る〕ことが出来ます。正に戦前の日本精神そのものを見出すことができるのです。

それにしても平成21年放送のNHK〔ジャパンデビュー、アジアの一等国〕の台湾人感情の表現の偏向ぶりは許せないものでした。現在我々はNHKに対し、この番組の捏造、偽装、偏向、放送法違反で係争中でありますが、台湾国や台湾人が日本を敵視しているが如き内容になっており、真実の報道がなされておらず、多くの日本国民が台湾を悪しき国と誤解するように仕組まれたもので、正に日台を分断する中国共産党のプロパガンダと化しました。この番組は多くの台湾の方々に対して、同じ日本国民として全く申し訳ないものであったと思っております。見事、シナの戦略、即ち台湾とシナの共通の敵が日本という図式に乗せ、その後に台湾をシナが飲み込むという戦略というものであります。丁度、この訪問の旅が終了する日が、首都の首長選挙の投票日となっていたのも何らかの巡り合わせではないでしょうか。

訪問先での歓迎の仕方は熱烈でありまして、何度行っても感動します。今年の5月には私達の小グループでもミニ訪問を実施いたしましたが、歓迎振りは全く変わらず感動の連続であります。この様な親日国台湾と、反日を叫び人権侵害を平気で貫き通すシナを比較すれば、火を見るより明らかに台湾との親交を図ることが大事であると今後も訴え続けて参ります。

第12次 団員の声(感想文)全26件

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