団員の声(感想文)
第21次台湾慰霊訪問の旅「私にできること」
第四班 班長 虫本隆夫
慰霊の旅も今年で4回目の参加です。
日本人が台湾で神様になっていることに驚き、山奥の「台湾の靖国神社」に驚き、台湾最南端の地(バシー海峡)に日本人慰霊のお寺があるのに驚き、宝覚禅寺の日本人墓地にも驚きました。また、台湾各地に日本との深いつながりがあり、地元の人たちとの篤い、長い交流があることにも驚かされました。
交流会を通じて、大東亜戦争の終結に伴い置き去りにされた台湾人の悔しさをにじませる方、白色テロをテーマに小説を書いている方、日本人名の使用にこだわりを持っている方等々、日本との関係が深い人たちがいらっしゃいました。交流会の際に感じることは、台湾の人たちは「今でも戦っている」のだということです。
香港やインドで大規模なデモが発生していますが、世界各地で死者が出るようなデモが頻発しています。世界は百年に一度の大変革期を迎えようとしています。そのような中、日本はあまりにもノーテンキで、完全に平和ボケしています。政財官界の多くの組織が金属疲労(大企業病)になり、自己の修復能力がなくなっています。
台湾に行くたびに「何かしなければならない」という気持ちになりますが、その中で、旅の番外編でうれしいことが一つありました。最後に台北の孔子廟に行ったとき、修学旅行で来ていた福山の高校生に出会いました。引率の先生に「素晴らしい学校ですね」と声をかけると、微笑んで「ありがとうございます」とおっしゃっていました。修学旅行は朝鮮ではなく、台湾に行きましょう。
今回の旅では、丁度選挙中であり、各地の交流会で候補者のティッシュが配られていました。選挙制度はよく分かりませんが、蔡英文総統にはぜひ勝ってほしいと心から念願しています。台湾は日本の生命線です。香港、台湾、沖縄と攻められてきています。「台湾への慰霊訪問の旅」の参加くらいしかできませんが、今後ともよろしくお願いします。
第21次 団員の声(感想文)全26件
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