団員の声(感想文)
参加すればより良い日本人になれる
第三班 班長 大山猛
この旅が16回を数え我が同胞、台湾の英霊(約3万3千人)を慰霊する旅である事はずっと以前より知っていた。65歳でやっと念願叶った。
結論を先に云う。まさに感動の連続。本当に昔の日本人はこうであっただろうと思わせる出来事の連続であった。旅の期間中感動、感動の連続で「嫌だな」と思う瞬間は只の一度もなかった。4泊5日中、日本晴れが毎日続いた。台湾の天も大歓迎してくれたのだろう。
高砂義勇隊戦没英霊記念碑、東龍宮、保安堂、飛虎将軍廟、富安宮での現地の方々の心の籠もったおもてなし。爆竹を鳴らし、太鼓、銅鑼、歌声の歓迎、果物やゆで卵、饅頭やお菓子の御馳走、何度か涙を流した。毎夜の歓迎夕食会、台湾の元日本軍人や従軍看護婦さんと話を一杯できた。大変きれいな日本語を皆様話され、戦前の歌謡曲や軍歌を唄った。何度も胸が熱くなった。
他に日本人墓地慰霊式、宝覚寺慰霊祭(中日海交協会主催で毎年11月25日斎行)、芝山公園の六士先生の墓(明治29年台湾近代教育の基礎のため尽くされたが抗日ゲリラに散華された優秀な日本の先生6人)、台湾の靖國神社と云われている南天山濟化宮は山奥に立派な七層のお堂があり、靖國神社から台湾人の御祭神の霊璽簿の複製を戴き位牌が祀られていた。殆どの方が台湾式姓名に代わっていたが日本名のままの方もおられた。
表敬訪問を高雄市副市長、中華民國外交部(日本では外務省)に出来たことは、16年の訪問で信頼を積み重ねてこられた結果と思った。それに日本各地より参加なされた方々、皆素晴らしく心優しい人だった。
最後に皆様に呼びかけます。この旅は参加なさればより良い日本人になれますと。
台湾の人の情けに触れてみて 目覚める我に目指すこの道
第16次 団員の声(感想文)全25件
- 台灣との絆の深さ(松俵義博・松俵茂子)
- 台灣には心を呼び込む大きなものがある(永田昌巳・永田タマミ)
- 芝山巌事件と六士先生 ― 日本を映す鏡 台灣(木村秀人)
- 慰霊訪問団員としての自覚(下田健一・下田純子)
- 日台次世代の新たな日台関係の構築を(原田泰宏)
- 6分6秒6を戦い抜いた英雄たちの物語り(小倉和彦)
- 参加すればより良い日本人になれる(大山猛)
- 日本人が失っている大切な精神との出会い(津留毅)
- なにおもふ きみのまなこに わがまこと(永濱浩之)
- 感謝状(永濱武司)
- 日本人であるということは嬉しくて有り難いこと(舩津邦彦)
- 祖父の面影にふれる慰霊の旅(松下美佳)
- 魂を磨き学んで行きたい(前田マツヨ)
- 反日教育の怖さと真実を伝えることの重要性(向井百合子)
- 台湾へ慰霊訪問(吉田周司)
- 烏来の山々に響く魂籠る「君が代」(吉田喜久子)
- 日本の心と時代の決意を伝えてゆく(森岡敬子)
- 人生が変わる旅(名越譲治・名越美智子)
- リップンチェンシン(髙間光廣)
- 日本の若者達に慰霊訪問を薦めたい(関文彦)
- 天からの御褒美、台湾慰霊の旅(鶴澤美枝子)
- 大きな母の胸に、温かく包まれた気持ち(富原浩)
- 体感できた日台の生命の絆(桐谷勝)
- 継続は力なり―慰霊訪問にマンネリなし―(岩本宣善)
- 初めての海外旅行は心に残る慰霊の旅(松葉邦子)