団員の声(感想文)

日本の心と時代の決意を伝えてゆく

第三班 大山班 森岡敬子

この度、初めて「日華(台)親善友好慰霊訪問団」に参加させて頂きました森岡敬子です。訪問団の先輩方に「若いわね~」とか「どうしてこんな若い人が参加」などと言われてすっかりいい気分になっていましたが、帰国してみると世間的には立派なオバサンでございまして、すっかり現実を味わっておる次第です。

最終日の11月26日の福岡空港で小菅団長より「旅に出してくださったご家族に感謝を」とのお言葉を頂きました。まさに夫や家族が許してくれることで今回、貴重な体験をすることができましたので、はっとさせられたお言葉でした。

空港に迎えに来てくれた旦那さんには、さっそくスシロー福岡原田店でたらふく回転寿司を食べてもらいました。こんなことで幸せそうな笑顔を見せてくれる旦那さんと、この人を育ててくださった家族や故郷の皆さんにも感謝の気持ちです。

私の人生ですが今年の前半までは仕事ばかりしていました。最近結婚したので子供もおりません。今後も夫婦2人だけの可能性が高いですが、子供はなくとも私には国の未来を想うセンスがございます。グローバル化する世界の潮流の中にあって、10年後、50年後の日本のために、いま私たちはどうあるべきか、そんなことを結構真面目に考えております。自分でいうのも何ですが素晴らしいです。しかし、この気持ちがきれい事に終わらないためには、実際のところどうあるべきか…。台湾で出会った皆様方、団員の皆さん、そして小菅団長のお話に触れて一つ見えてきた気がします。

ありきたりかもしれませんが、過去の日本の歴史の成功と失敗を踏まえて、現代の日本の暮らしや仕事に生かすこと、自分の言葉で日本の素晴らしさと歴史を周囲の方々に伝えてゆくことの大切さです。

まだまだ未熟ではありますが、次の仕事を始めるまではボランティア活動をさせていただこうと思っています。軍歌・戦時歌謡・唱歌(尋常小学校)を歌う30分程度のステージです。その中で、少し歴史のお話を加えて、ソフトに、きわめてソフトに(決して右翼的な印象を与えないように)日本の心と時代の決意をお伝えしてゆければと思います。あ、ギャラいりませんが交通費と弁当の用意をお願いします。

小菅団長と慰霊訪問団の皆さんには5日間、家族のように接していただきました。ガイドの簡さんにはずっと笑わせていただきました。あのような幸せな時間を過ごしたのは本当に久しぶりでした。皆様に感謝申し上げますと共に、あの時の皆様の魂の輝きがいつまでも続きますことを心よりお祈り申し上げます。

第16次 団員の声(感想文)全25件

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