護国神社にお参りして「英霊を二度死なせてはならない」

田中道夫

「国を護り、アジアの国を欧米から解放する」ための大戦が、先の大東亜戦争であり、そこで散華された英霊のおかげで、今私達には帰る祖国日本があります。かたや国際社会において国を追われ、国がなくなった民族、帰る国がない人達がいまだに流浪民として生きている現国際状況があります。

私は7、8歳の頃、祖母に手を引かれ靖国神社にお参りに行きましたが、祖母より「あなたの叔父さんが祀られているのよ」と聞かされましたが、詳しい事は大人になって知ることになりました。

先の戦いで玉砕された戦地も数多くあります。なぜ死を覚悟して戦ったのか?それは、一日でも長く戦えば祖国日本に居る家族たちを生かせるとの思いでした。国を護り、家族を守るために「一つしかない命を捧げ、祖国の為に死す」との思いだったのです。現代の若い人たちに玉砕の話をしたところ、意外な言葉が返ってきて唖然とさせられました。

「玉砕って何のことですか?分かりません」と。

私達日本人が過去から引き継いできた歴史と文化伝統を守るため、これらを若い世代に伝承し、戦死されたご英霊を追悼することは、彼らを「二度死なせないため」です。日本人として決して忘れてはなりません。

終戦記念日に妻と護国神社にお参りし、今の日本が在るのは、あの時彼らが戦い、命を懸けて守ったからだと強く感じました。ご英霊に追悼と感謝の意を捧げ、日本人としての誇りを失ってはいけません。

あらためて「私は日本人だ!」と感謝申し上げずにはいられません。

参拝者の声(感想文)(全35件)

敬称略50音順。但し、家族は「長幼の序」に従った。

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