終戦記念日護国神社家族参拝に参加して

佐竹冬子

毎年8月15日には家族みんなで護國神社に参拝しようという父の号令の下、欠かさず参加してきた家族行事でしたが、今年の家族参拝には父の姿はありませんでした。

司会の廣瀬さんが言われた「小菅さんが一番参加したかったでしょう」という言葉に胸が締め付けられる思いでした。それでも田口さんの明るい前向きな姿勢を見て、私たち家族がいつまでも湿っぽくしていてはいけないと思いながら参加しました。

我が家は子供が4人います。10歳の長男、6歳の次男、3歳の長女、1歳の次女といますが、全員神棚に向かって「二礼二拍手一礼」を出来るようにしています。これは生前父が普段から毎日当たり前のようにしていないと、いざ人前でする時に出来ないからと私に教えてくれていたので、このことだけは毎朝出かける前の日課で必ず行う様にして来ました。

台風の中にも拘わらず、ほぼ昨年並みの方が来られたとのことで本当に皆さんの家族参拝に対する強い思いを感じることが出来ました。また父の姿はなくとも、皆さんのどこかしらに父から受けた影響が残っているのだと今年の家族参拝では強く感じました。

長男の一仁は、この行事の直後から「五箇条のご誓文」の暗記を始めました。息子なりに何か感じたのだと思います。父から子へ、子から孫へと確実に思いは引き継がれていくと信じて、とにかく日々国のことを思いながら生きてきた父。小菅亥三郎の「自分の事よりも公の為に」という姿勢を見習い、父が孫たちへ伝えたかったであろう事を出来るだけ多くの私達大人が子供達へ伝えていけるように頑張らなければならないと改めて思いました。そうしていくことが日本を守るために必死で戦ってくれた英霊の方への恩返しにもなると思い、出来るだけ多くの行事に子供を参加させるようにしていきたいです。

また来年も今年と同じ顔ぶれで集まることができるよう、皆様健康に留意してお過ごしください。そして、志ある方を募ってこの家族参拝を継続させていかなければと思いました。

参拝者の声(感想文)(全35件)

敬称略50音順。但し、家族は「長幼の序」に従った。

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