団員の声(感想文)

ご慰霊の旅に終りはない

第三班 班長 日吉淳治
第三班 副班長 日吉悦子

日華(台)親善友好慰霊訪問団に夫婦で初めて参加させていただきましたこと、心より感謝しております。また、慰霊訪問先々では沢山の温かいおもてなしをいただくなど、台湾・中華民国の皆様ありがとうございました。

内地の延長としての日本の台湾統治時代のことは蔡焜燦先生、黄文雄先生、楊素秋先生のご著書から。霧社事件、六士先生、日本と台湾の協働で嘉南平野を緑の地に変えた八田先生のこと、ニューギニア戦でタイアル族他(高砂義勇隊)の方々にどれだけ助けられたか、台湾沖空戦で散華された台・日の方々、バシー海峡で戦没し台湾に到着した兵士達を弔っていただいたこと、日本敗戦後の台湾のこと、また奇美博物館を創られた許文龍先生、李登輝前総統の著書や金美齢さんの講演などから、隣国・台湾について沢山勉強出来たこと誠にありがたいことと思っております。

台湾・日本が今後、厚誼の関係をどう創り、高め、どのように継続していくかが東アジアの平和に欠かせないことなのだという思いを深くするようになりました。

まだ台湾の辺隅で、台・日の戦没の方々が待っておられると思います。日本各地でも同じことのように思います。ご慰霊の旅に終わりはないかもしれません。

次回にも参加出来ることを願うとともに、国内のどこに出かけても慰霊の心を表してまいります。

第13次 団員の声(感想文)全22件

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