団員の声(感想文)

身はたとい 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂

第五班 班長 永濱浩之

「身はたとい 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」

この辞世の句は、皆様よくご存知の吉田松陰先生が江戸・小伝馬町牢屋敷の中で書き上げられた『留魂録』の巻頭に始まるものです。

台湾各地を慰霊訪問で巡るごとに、この辞世の句より受ける深い感銘「死生観」をこの地「台湾」でご教示いただき、素晴らしい台湾慰霊訪問の旅となりました。「武蔵」の部分を「台湾」に置き換えると、当時の原台湾人元日本兵のご英霊の死生観がよく理解できます。

「身はたとい 台湾の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」

また、四聖(ソクラテス、キリスト、釈迦、孔子)の中で、現在まで直系尊属が続いているのは孔子だけです。第79代目嫡孫「孔垂長」大成至聖先師奉祀官(台湾唯一の世襲の特任官)まで続いております。(孔子直系には諸説ありますが…)そのお方が、この台湾の地におられ、台湾人民の精神的支柱となっておられ、台湾総統府の国策顧問でもあるわけです。素晴らしいことです。

今後さらに日本と台湾の絆が深まっていきますように心より祈念いたします。ありがとうございました。

第18次 団員の声(感想文)全18件

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