団員の声(感想文)
台灣との絆の深さに感銘
常任顧問 松俵義博
第四班 倉田班 松俵茂子
第18次日華(台)親善友好慰霊訪問に11月22日~26日迄4泊5日の日程で参加しました。慰霊の旅は日本統治時代を知る人々との出会いあり、再会ありで感謝、感謝の旅でした。
11月22日より毎朝、バスの中でその日の訪問先の資料が渡され、小菅団長が詳しく説明をして下さいました。団長の奥様、スタッフの皆さま本当にありがとうございました。
11月23日は成功大学にある昭和天皇御手植え記念樹の大きさにびっくりしました。昔のままの姿で残っている歩兵第二連隊本部や兵舎跡を見学しながら、今の日本が平和である事、私たちが幸せな暮らしができる事もご英霊のお蔭だと思いました。
東石の富安宮も立派に完成しており、日本人警察官森川清治郎氏が祀られておりました。当時の村人に愛され、信用され、世話をされ、とても家族的だったのだと思いました。
11月25日の台中・宝覚寺での日本人墓地慰霊式、霊安故郷碑での慰霊祭では台湾の元日本兵軍人軍属の方の代表と小菅団長が祭文を奏上されました。何度参列しても胸が熱くなります。
台湾の方々は日本統治時代より今に至るまで自分たちは日本人だと胸を張り、肩を並べ、昔の歌を上手な日本語で歌ってくれました。その楽しく心温まる歓迎の気持ちがとても嬉しかったです。
また、団員の中におられた98歳のお父様が、息子さんと2人の介護スタッフ、それに病院の先生に常に付き添われ支えられながらも、元気よく笑顔で話をされている姿には感動させられました。
殊に、11月26日、士林の芝山巌にある六士先生のお墓に行った時、長い階段をお父様を負ぶって登られる息子さんの姿を見て、息子さんの優しさに心温まる思いでした。沖縄から親子で、また新潟、佐渡島をはじめ日本各地から今回も団員の方が加わり、皆さん充実感で笑顔いっぱいでした。
今回で8回目の参加でしたが、まさに感動、感動の旅でした。今回、お誘いして一緒に参加された皆さんには初めての台湾でしたが、行って良かったと大変喜んで下さり、また一緒に慰霊の旅にと言っていました。
小菅団長ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
第18次 団員の声(感想文)全18件
- 台灣との絆の深さに感銘(松俵義博・松俵茂子)
- 日本人として台湾日本語世代の方々の人生と心情に寄り添いたい(原田泰宏)
- 行く度に感動深まる台湾慰霊訪問の旅(大山猛)
- 「感謝と責任」を実感した旅(津田建一)
- 身はたとい 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂(永濱浩之)
- 父が何よりも喜ぶ親孝行が出来た(沼田真清)
- 温故知新・百聞不如一見(湯下雅俊)
- 私には何ができるのだろうか。何をなすべきであろうか。(福田章枝)
- 自分の心のあり方を見つめる旅(山口衛)
- 感動の慰霊訪問の旅で得たもの(松永達始郎)
- 過去の歴史を知り、未来の歴史を創る(岡根智美)
- 台湾で神様になった日本人巡査を訪ねて(根之木昭憲)
- 「誠を感じ合う」慰霊訪問(冨田昇一・冨田隆子)
- 子供の頃に感じていた日本があった(鶴岡邦彦)
- これからも慰霊の旅に参加を(本間潤子)
- 幻の如く蝶が舞った烏山頭ダム(林雅子)
- 子供の頃に感じていた日本があった(大石憲)
- 安らぎと晴れ晴れとした思いを齎らした旅(鶴井博理)