団員の声(感想文)
小さくとも正しき基礎は、その後の発展を約束する
副団長 木村秀人
台湾の繁栄を見て、日本の国造りの正しさを思った。住む人が頑張れば国はできていく、というものではなかろう。台湾の土台には日本がある。先人たちがこの島の国造りに人生を賭けたのもなるほどと合点がいった。
小さくとも正しき基礎は、その後の発展を約束する。家が揺るがず、稽古勉強が上達するのも基礎がしっかりしているからである。日本はこの島の国造り、国生みをしたのだ。
だから、台湾はこれからも発展すると自分は確信した。確信すると別の可能性が出てきた。
もしこの島が日本の手に委ねられなかったらどうなっていただろうか。私たちを温かく迎えて下さるこの人たちの暮らしは、どうなっていただろうか。近くは大陸から渡って来た国民党の圧制があったではないか。もし土台が支那だったら今日の台湾はない。ロシアだったら、欧米だったら、彼らの植民地にすぎなかっただろう。
明治28年、日本は自身の近代化で清国に勝利し、今日、台湾の発展が日本文明の支那に対する文化の勝利を鮮やかに証明する。
台湾はたしかに「海の彼方の日本」である。台湾はその存在で日本を応援してくれる。
私たちは自分たちの国造りに自信をもっていい。私たちが日本である限り、我が国の将来は約束されている。
第14次 団員の声(感想文)全18件
- 『歴史とは虚飾、捏造、歪曲されない真実を後世に伝えていくもの』それが親善友好の絆となる(永石辰郎)
- 台湾との絆・交流を求めて(松俵義博・松俵茂子)
- 日本と台湾の歴史的淵源は深く絆は固い(永田昌巳・永田タマミ)
- 今も心に残る「海ゆかば」(矢ヶ部大輔)
- 懐かしい再会と日本文化の発見(原田泰宏)
- 小さくとも正しき基礎は、その後の発展を約束する(木村秀人)
- アイデンティティを共有した台湾と日本の強い絆(中島公明)
- 台湾教育の事始め―芝山巌事件における六士先生遭難(古賀誠)
- 悲でもなく辛でもない静かな涙で、喉詰まる国歌斉唱(青木繁政)
- 慰霊を中心とし、第一義とする。必要な物は集まってくる(石川秀久)
- 日台の深いつながりには重くて大切な過去がある(桐野隆徳)
- 森先生の「海ゆかば」(新谷章)
- 日本と台湾、生命の絆(中村哲)
- はるか台湾で輝く『警察魂』―義愛公「森川清治郎先輩に捧ぐ」(藤末耕一郎)
- 何とかして日本と日本人を守らなければならない(森敬惠)
- 「海ゆかば」(鎮魂歌)が外交部に響く(中山茂)
- 不思議な糸で引き寄せられる台湾(堂端聖子)
- 御英霊の命が生かされるように(清瀬武子)