団員の声(感想文)
何とかして日本と日本人を守らなければならない
第五班 青木班 森敬惠
私は、今回初めて台湾慰霊訪問団に参加させてもらいました。この台湾慰霊訪問を14年間毎年、同じ日程で継続して来られました小菅先生の偉業に先ず驚きました。小菅先生の固く強い信念が14年という年月の中で、大きく実を結びつつあることに心より感謝と尊敬の念を抱きました。総勢41名もの大所帯で台湾中に点在する慰霊廟等を回る事は、決して楽な旅ではないのです。より多くの慰霊をしたいという思いになればなるほどスケジュールはきつくなるのですが、今回ご高齢の方が多かったにも拘らず、4泊5日の旅程中、1人の怪我人もなく、無事帰国の途につけた事は、ひとえに御英霊のお守りの賜物と感じました。
また、私達を迎えて下さる台湾の皆さんの歓迎ぶりにも感動しました。日本では御英霊に対する慰霊の思いを公にすると、中国や韓国が大騒ぎをするのですが、一体中国や韓国は何様なのですか?我が国の御英霊を大切にする事に対して、中国や韓国が騒ぐなど、日本人の私達は決して許してはいけないのです。日本国民はそれに対して非常に強く怒りを出して、報復処置を取るべきです。それなのに、外務省や経済界は売国奴さながら中国の言いなりになるのですから、日本が此処まで貶められたのです。日本国民はここぞという時に主張しなければなりません。我慢をせず、怒りを外務省や経済界に突きつけるべきです。
話を戻しまして、台湾では田舎ほど日本の時代のものを大切にしておられました。奉安殿がそのまま残っている小学校があったり、二宮尊徳の姿が壁に貼ってあったりして、日本の心を台湾の人々が大切なものとして守っておられるのです。
日本人は戦後、その精神力を抜き取られてしまいました。アメリカが日本の精神力剥奪の為に作ったのは、日教組という先生の組合でした。共産主義の誤った思想が日本の教育現場で徹底教育されました。個人の自由と権利の主張に明け暮れ、国家意識を抜き取る作戦でした。家族を解体させ、人々をバラバラにして力を持たせなくしたのです。
離婚を推奨し、女性の権利、子供の権利を必要以上に煽りたて、子供の健全な発達を損なわせる事が、日本の国力低下につながるから、そういう作戦で男女共同参画等とまことしやかに精神剥奪が侵攻し、それは、すっかり日本中に染みつき、子供から大人に到るまで骨抜きにされた感があります。
個人の自由を!女性に権利を!子供に権利を!憲法9条を守って平和を!などと声高に叫んでいる人は、余りに勉強不足で宇宙大自然の摂理を御存じない様に見えます。左翼の考え方は一見美しく見えたり新しく感じたりさせますが、虚構によるでたらめの主張ですからその背景には眞理も宇宙の摂理もない空虚な出まかせでしかないのです。こういう左翼的なバランス感覚のない考えで生きている人は、この先、生涯苦しむ結果が待っている事に気付かないでいるのです。
実際に、ソビエト連邦が長い間、共産主義国家を築こうとしましたが、大失敗しています。ソビエトにあったのは残虐な死刑、リンチ、投獄、貧困、圧政、だけでした。一部の支配者だけが富を保有して、大半の国民は長く苦しみ続けた結果、あのソビエトは崩壊したのです。
旧ソビエトの人は「我々が長年やってきて失敗してきた事が明らかに成っているものを、どうして日本人は今それをやろうとしているのか??」と笑っていたそうです。
アメリカも中国も韓国も北朝鮮もロシアも、決して日本人が何時も相手の事を考えるような事なんかしません。全く考えもしません。彼らは、如何に日本人を騙して日本の骨の髄まで食い尽くそうかと四六時中作戦を練っているのです。その作戦が大いに成功して、この日本の破壊が進攻したのがこの現状なのです。
このまま日本人が黙っていたら、本当に日本は無くなってしまうことでしょう。世界中を探しても日本ほど素晴らしい国はないのです。日本を、日本の精神を、日本民族を、私達国民がこの手で守る戦いをするべきではないでしょうか?
日本という国柄をアインシュタイン博士は「このように美しい精神をもった国を神が作っておいてくれたことに感謝する」と讃えられたのです。日本人は宇宙の摂理を持ち、バランス感覚を持ち、すぐれた子供教育をし、高い技術力を誇り、人々が手をつなぎ、自然とともに生き、そして何より万世一系の美しい流れをもつ世界一優秀な国民です。何とかして日本と日本人を守らなければならないと、今回の旅で感じました。
第14次 団員の声(感想文)全18件
- 『歴史とは虚飾、捏造、歪曲されない真実を後世に伝えていくもの』それが親善友好の絆となる(永石辰郎)
- 台湾との絆・交流を求めて(松俵義博・松俵茂子)
- 日本と台湾の歴史的淵源は深く絆は固い(永田昌巳・永田タマミ)
- 今も心に残る「海ゆかば」(矢ヶ部大輔)
- 懐かしい再会と日本文化の発見(原田泰宏)
- 小さくとも正しき基礎は、その後の発展を約束する(木村秀人)
- アイデンティティを共有した台湾と日本の強い絆(中島公明)
- 台湾教育の事始め―芝山巌事件における六士先生遭難(古賀誠)
- 悲でもなく辛でもない静かな涙で、喉詰まる国歌斉唱(青木繁政)
- 慰霊を中心とし、第一義とする。必要な物は集まってくる(石川秀久)
- 日台の深いつながりには重くて大切な過去がある(桐野隆徳)
- 森先生の「海ゆかば」(新谷章)
- 日本と台湾、生命の絆(中村哲)
- はるか台湾で輝く『警察魂』―義愛公「森川清治郎先輩に捧ぐ」(藤末耕一郎)
- 何とかして日本と日本人を守らなければならない(森敬惠)
- 「海ゆかば」(鎮魂歌)が外交部に響く(中山茂)
- 不思議な糸で引き寄せられる台湾(堂端聖子)
- 御英霊の命が生かされるように(清瀬武子)