団員の声(感想文)

不思議な糸で引き寄せられる台湾

第六班 安河内班 堂端聖子

恩師である安河内さんから訪問団の話は伺っていたものの、一般参加ができるとは思ってもおりませんでした。ひょんな事から参加の運びとなりましたが、それからというもの台湾に関する事柄を次々に見聞きするようになり、「いったい、台湾って何…?」と、何か不思議な糸で引き寄せられるような感覚を覚えました。3日間の滞在で、私は日本人としての誇りと幸せを、そして台湾の方々のすばらしさを肌で感じて帰ってまいりました。

印象に残ったことはたくさんあり、それを挙げればきりがないのですが、その中でも個人的に大変うれしかった事は、合流組みで台中公園を訪れた時の事です。入り口に警官が立っておられたのですが、皆さんそこを素通りされていたので、私達も同様に通り過ぎようとしたその時、若い警官に呼び止められました。尖閣の件もあるものですから、通訳の呉さんと警官の表情を窺いながら、私の心臓はバクバクです。しかし、呉さんの口から発せられた言葉は私の心配とは全く裏腹な答えだったのです。

「和服のあなたは一目で日本人とわかります…。」

そして、にこやかに握手して下さったのでした。着物に携わる者としてこんなにうれしいことはございません。台湾はまだ暑いと聞いておりましたので、着物にするかどうか迷っておりましたが、事前壮行会の帰り際、奥様が「ぜひ着物で参加してください、みなさんが喜ばれるので。」とおっしゃって下さいました。「年配の参加者が多いからかな…」(すみません!)くらいの軽い考えの私でしたが、宝覚寺の慰霊碑の前に立った時、その意味にやっと気付いたのでした。”みなさん”とは英霊の方々だったのですね。日本のため、私達のために命をかけて下さった方々の少しでものお慰めになったでしょうか…だとしたら、とてもうれしいです。また、普段ならお会いすることのない方々との出会いも宝となりました。

最後に、たった2人からこの慰霊団を立ち上げられました小菅先生はじめ、支えてこられた奥様、諸先輩方に敬意を表しますとともに皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。

第14次 団員の声(感想文)全18件

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