団員の声(感想文)
御英霊の命が生かされるように
第六班 安河内班 清瀬武子
私は台湾を通して日本の事を知りたい思いで、第14次日華(台)親善友好慰霊訪問団に参加させていただきました。
私は日本が台湾を50年間統治していた事も知りませんでした。また、小学校6年生の時の担任は台湾出身の先生でした。今、生きておられたら90歳前後だと思います。もちろん、日本語も立居振舞も何の違和感もありませんでした。
ある時、先生が紙を配って、これに意地の悪い人を書くようにクラス全員に指示されました。私は、友達がある子にいじめられていたので、その子の名前を書きました。家庭訪問の時、先生が親に言われたみたいで、教室で私に「これから優しくするね」と言われた事を思い出します。
そして台湾に着きました。「ここが日本統治時代の台湾!」
明治天皇もここにこられて、インフラが整い、庶民の生活が潤う事を慶ばれていたんだなあと思いました。私達日本人は、天皇家のお姿を通し、人としてお育て戴いていると思いました。
11月25日、宝覚寺にお参りに行きました。日本人を代表してお参りさせていただきありがとうございました。また、現地の人達が今も日本人墓地を綺麗にお世話されていて感謝でいっぱいです。そして昔の日本人が素晴らしかったんだろうと思いました。
そして、濟化宮(台湾の靖國神社)にお参りさせていただきました。ご位牌も亡くなられた数だけあり、それはそれは大変な数、本当にありがとう、ご苦労さまでした。
この方達の命が生かされるように、日本人としてどう生きていくか、常に頭において生きていかなくてはと思います。
第14次 団員の声(感想文)全18件
- 『歴史とは虚飾、捏造、歪曲されない真実を後世に伝えていくもの』それが親善友好の絆となる(永石辰郎)
- 台湾との絆・交流を求めて(松俵義博・松俵茂子)
- 日本と台湾の歴史的淵源は深く絆は固い(永田昌巳・永田タマミ)
- 今も心に残る「海ゆかば」(矢ヶ部大輔)
- 懐かしい再会と日本文化の発見(原田泰宏)
- 小さくとも正しき基礎は、その後の発展を約束する(木村秀人)
- アイデンティティを共有した台湾と日本の強い絆(中島公明)
- 台湾教育の事始め―芝山巌事件における六士先生遭難(古賀誠)
- 悲でもなく辛でもない静かな涙で、喉詰まる国歌斉唱(青木繁政)
- 慰霊を中心とし、第一義とする。必要な物は集まってくる(石川秀久)
- 日台の深いつながりには重くて大切な過去がある(桐野隆徳)
- 森先生の「海ゆかば」(新谷章)
- 日本と台湾、生命の絆(中村哲)
- はるか台湾で輝く『警察魂』―義愛公「森川清治郎先輩に捧ぐ」(藤末耕一郎)
- 何とかして日本と日本人を守らなければならない(森敬惠)
- 「海ゆかば」(鎮魂歌)が外交部に響く(中山茂)
- 不思議な糸で引き寄せられる台湾(堂端聖子)
- 御英霊の命が生かされるように(清瀬武子)