団員の声(感想文)

台湾の軍属慰霊団に参加して

第四班 篠原班 下田健一

去る11月22日から26日までの軍属慰霊訪問団に初参加致しました。今回は、第11次となる訪問団でしたが、これまで何度となく産經新聞でこの訪問団への参加募集をされていたのに気付かず、大変失礼いたしました。今回のご縁は、日本会議主催の講演会で、〔第6回台湾特別講演会〕のお知らせを受け、その会合に出席させて戴き、『黄文雄先生』のお話をお聞きしました。その場で今回の募集を知り、帰って翌日、早速夫婦で参加申し込みを致しました。確か第1号だったかと思います。それ位早く結論が出せましたのは、私たち夫婦は当然のこととはいえ、上京の時は必ず靖國神社に参拝してから全ての行動を起こすと決めております。

そこに眠っておられる英霊の方々のお陰で今の日本があり、そして私達が幸せに暮していけるという感謝の気持ちを表しています。その思いで、台湾の方々が日本人となって大東亜戦争を戦われ、命を捧げられた方々の慰霊をしなければ片手落ちで、台湾の国民に申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。従来、台湾には3度行きましたが、岳父が台湾での教育者であった事から、その度々に熱烈な歓迎を受けて素晴らしい親日家がおられると感心しておりました。その際には、観光を兼ねて、故宮博物院、忠烈祠、日月潭、宝覚寺、飛虎将軍廟、澄清湖、奇美博物館、烏山頭ダム、八田與一記念館、二・二八記念館、明石総督墓所等を訪れ、日本人が祀られていると分かっている所では丁重に手を合わせては参りましたが、国旗掲揚や国歌斉唱による正式な参拝は出来ていませんし、その内容も一部を除いては理解している人と会えず、このように10回にも亘り正式慰霊式をなさって戴いているとは、ただただ感謝と驚きです。今回の団員の中にもかなりの御高齢の方がおられますが、凄く元気で、先頭に立っておられて、戦時中のことや終戦時のことまで詳しく教えて戴き、歴史に疎い私達にとってはありがたく思っています。

現地では各地で大歓迎を受けましたのも、小菅団長の強い思いと長年に亘る信頼関係の構築にご努力されたことへの感謝の念を込めた言動であると確信しました。

また次回も是非自身は参加したいという想いでいっぱいですが、出来るだけ若い人を説得して連れて行き、益々の日華(台)親善友好を図れればと考えています。

第11次 団員の声(感想文)全19件

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