~日本人としての当たり前にする~令和3年8月15日「終戦記念日に護国の英霊に追悼と感謝の誠を捧げる家族の会」に参加して

原田泰宏

今年で5回目の「終戦記念日に護国の英霊に追悼と感謝の誠を捧げる家族の会」(以後「家族の会」)が催されました。武漢コロナ疫病の中、また猛暑の中、先の大戦で命を懸けて戦われた宮原さまから0歳の赤ちゃんまで70名の方がご家族で参加されました。また、直会では、宮原さまから次世代を担う子供たちに、国を護ることが当たり前で尊いことであることを、体験を踏まえ熱く語っていただき、日本人としての正しい認識を呼び戻していただきました。

この場をお借りして、宮原さま始め参加の皆様、並びにこの家族の会の企画、運営に献身的にあたられた田口さん、廣瀬さん始め奉仕の皆様に感謝と御礼を申し上げます。

さて、5,6年前のことになりますが、年々参加者が少なくなっていく国や県主催の「戦歿者慰霊祭」がそのうち打ち切られ、これによりまたひとつ日本人の記憶の分断、誇りの喪失が進むのではと不安を覚え、お国のために(家族のためでもあります)命を捧げた英霊に対し追悼と感謝を捧げることを、一国民として次世代に引き継いでいこうと思っていた頃、丁度、小菅先生からこの会にお誘いを受け参加したのが1回目の「家族の会」でした。

成人していた子供たちには「お父さんの趣味」と言われながらも、意外と素直に参加してくれたおかげで、強権を発動することもなく、1人目の孫も1歳で参加しました。子供たちは、お墓参りで、私が生まれる前に戦死した叔父の桐箱内に収められた氏名を書いた小さな紙袋(髪の毛が入っている)を見ていたので、理解しやすかったかもしれません。

今年5年目の「家族の会」に3人目の孫も0歳で参加しました。孫たちは毎年参加しているので、ご英霊に対する追悼、感謝が当たり前になっていくと同時に、日本人としても当たり前になっていくと確信しています。まずは、家族から当たり前の感覚を植え付け、周りの人に広げていきたいと思います。

参拝者の声(感想文)(全26件)

敬称略50音順。但し、家族は「長幼の序」に従った。

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