8月15日~財産になった1日~

坂本美里

今年も娘と護國神社に参拝することができました。今年に入り、月1回の日本人講座だけでなく、週1回の幹事会にも参加させて頂く機会ができました。そのおかげで今年は特別な1日になりました。

「大東亜戦争終戦ノ詔書」を何度も声に出して読みました。「玉音放送」は4分ほどですが、詔書の完成までに何度も何度も修正が入ったことや、国民にかける言葉も熟慮されて出来上がったこと、その間には戦争継続を求める軍部の一部によるクーデターがあったこと等も知りました。

参拝の前日に映画「日本の一番長い日」を観ておりましたので、詔書の一つ一つの言葉が凄く深く聴こえて、色んな思いが込められていることを改めて気づかされました。その後、ポツダム宣言を受諾して連合国に降伏したことを知った国民は本当に悔しかったと思います。目を閉じて、改めて玉音放送に耳を澄ませば、当時の様子が浮かんで、様々な感情が出てくる感覚でした。

終戦から76年もたったのに相変わらず洗脳され続けている私たちです。しかし学ぶ機会のある私と娘は本当に幸せです。そして暗唱することで真の日本人としての自覚意識も高まりました。この先本当に大切な人と生きていきたいので、気づかせるお手伝いが出来たら幸せです。

「全国戦没者追悼式」を毎年ニュースで見ますが、パフォーマンスでしかないことがわかります。同時に、家族で参拝する意味が更に深まりました。今の私の家族や、将来の娘の家族の為に残し続けられる「財産」を身に付け、それを増やしていきたいです。

参拝者の声(感想文)(全26件)

敬称略50音順。但し、家族は「長幼の序」に従った。

戻る
お問い合わせお問合せ