令和3年8月15日の福岡県護國神社での家族参拝に参加して
佐竹冬子
今年もコロナ禍の中で終戦記念日を迎えました。昨年の猛暑に対し、今年は前日前々日と九州は記録的大雨となり、前日まで家族参拝は実行されるのかどうかが心配でした。ところが、15日の朝空を見たとき、晴れ間が少し見えるほど天気が回復していた時には真っ先に亡き父がまた天の上から見守ってくれているんだなと思いました。
主人は会社からの参加制限があり、今年は家族全員での参加は叶いませんでしたが、子供たちが主役であると割り切り、家族5人で参加しました。子供たちの顔ぶれも毎年同じではなく、今年も数名初めて参加の子がいるなと思いました。我が家も長男が初めて参加した時はまだ小さかったのですが、今年は中学生になって大きい子たちの仲間入りを果たしていました。
『歴代天皇諡号』『五箇条の御誓文』『教育勅語』の暗唱では長男が堂々としている姿に成長を感じ、次男もマイクを向けられてもきちんと大きな声で発表出来ていてホッとしました。長女は今年年長なので、いよいよ来年からは私もあの中に入るんだとヤル気に満ちています。少しずつ天皇陛下諡号の暗記を始めました。次女は3歳ですが誰が教える訳でもなく耳で暗記して、お兄ちゃんが暗唱を始めると隣で何となく言えるようになってきました。毎回会に参加する度に感じることですが、親の役目とは色々と言葉で教えることも大事ですが、今日のように同世代の子供たちと一緒に目標をもって参加させることが本当に影響力が大きいんだなと改めて感じました。
亡き父が残してくれた母、兄弟姉妹、子供たち、田口さんや廣瀬さんをはじめとする実行委員の方たち、趣旨に賛同して参加して下さる方々、そしてそのご家族等々、なかなかこのような大勢の方が集まりにくい状況の中で実施された家族参拝でしたが、絶対に参加する意味のある貴重な場だったと思いました。
今年も我が家の次男坊は途中居眠りを豪快にしていましたが、参加したことに意義があるということで今年までは目をつぶろうと思います。来年は万全の体調で臨ませようと思い、今回の感想文に記録として残そうと思います。参加者全員での参拝、国旗敬礼、国歌斉唱、黙祷、田口さんの流された終戦の詔書の放送内容、廣瀬優莉くんの英霊へのことば、宮原さんの資料を読みながらの子供たちへのメッセージ、その後に流された音楽、子供たちによる暗唱発表、休憩で食べたアイスキャンデー、全員で歌った唱歌、どれも子供たちの記憶に残りまた来年に引き継がれていくと良いなと願いました。
天の上で父もきっと沢山の英霊の方々と一緒に参加してくれていたと思います。本当にそう思わずにはいられないような過ごしやすい天候の中での家族参拝でした。
来年こそは現在のコロナ禍に振り回されるおかしな状況がなくなり、以前のように沢山の方が当たり前に参加できる終戦記念日に戻っていることを願ってやみません。
最後に田口さんをはじめとする実行委員の皆様には当日までの準備から実施、後片付けまでと本当にありがとうございました。
参拝者の声(感想文)(全26件)
- 素晴らしい日本を取り戻したい(伊東季華)
- 英霊との約束(大山猛)
- いつか皆の当たり前に(茅野櫻)
- 令和三年八月十五日家族参拝を終えて(小菅健太郎)
- 家族揃って参拝できることの有り難さ(小菅民)
- 終戦の日護国神社家族参拝に参加して(小林弘治)
- 8月15日~財産になった1日~(坂本美里)
- 昔は「国を守ること」、今は「自分のこと、楽しいこと」(坂本一栞)
- 令和3年8月15日の福岡県護國神社での家族参拝に参加して(佐竹冬子)
- 宮原泉さんたちの育った時代(佐竹一仁)
- マイクを向けられてもきちんと言えて良かった(佐竹晴仁)
- 英霊に感謝する気持ちを忘れない(田川香代)
- 8月15日護国神社参拝は「日本遺産」(田口俊哉)
- 終戦記念日に護国神社に家族参拝(津田建一)
- 今年は娘と参加しました(中村那津子)
- ~日本人としての当たり前にする~令和3年8月15日「終戦記念日に護国の英霊に追悼と感謝の誠を捧げる家族の会」に参加して(原田泰宏)
- 終戦の日親子で参加(廣瀬知晴)
- 終戦の日家族参拝に参加して(廣瀬優莉)
- 絶対に忘れてはいけないこと(廣瀬友那)
- 令和3年8月15日終戦記念日を護國神社に参拝して(福田章枝)
- 終戦の日の「決断」(松本翔太)
- 本当の歴史を知る意義(三嶋由香)
- 私の8月15日(宮原泉)
- 終戦の日家族参拝に参加して(山下あけみ)
- 英霊に想ふ(湯下雅俊)
- 終戦の日家族参拝に参加して(和久田純古)
敬称略50音順。但し、家族は「長幼の序」に従った。
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