第16次 帰朝報告

期間:平成26年11月22日(土)~11月26日(水)

参加者:48名

11月26日(水)

六士先生の霊が木村団長代行に乗り移り

最終日は先ず六士先生のお墓がある芝山公園を訪れました。少し長い階段を登りつめて「六士先生之墓」前で各自がお参りをし、「学務官僚遭難之碑」の前に整列し、国旗敬礼、国歌斉唱、黙祷、献花を行い、6名の先生のご冥福をお祈りしました。最後に木村団長代行が挨拶されましたが、六士先生の霊が乗り移り、六士先生の声、気持ちで一人称で話をされ感動的でした。

下山した一行は、次に中華民國外交部(外務省)を表敬訪問しました。広い応接室に当され、郭仲熙亜東太平洋司副司長の歓迎の挨拶、小菅団長の答礼の挨拶の後、質疑応答に応じて下さいました。その折、小菅団長がユーモアたっぷりに「今朝芝山公園で六士先生に会って来ました」と話すと、郭副司長が一瞬驚いた表情をされたのが印象的でした。その後謎解きをすると、会場に笑い声が響きました。非常に和やかな雰囲気で会見が終わると郭副司長が団員一人ひとりと名刺交換し、握手の上お開きとなりました。

外交部の玄関で郭副司長を交えて記念写真をとりました。飛行機の関係で、ここで宮崎からの3人と別れ、台北市内のレストランで団員揃って最後の食事をし、土産物店に立ち寄りました。道中殆どショッピングができなかった団員は、ここで家族や会社の人達へのお土産を買い求め、大きな包みを抱えバスに乗り込み、東京からの2人と別れ、桃園国際空港へと向いました。

空港に着くと搭乗手続きを済ませ、5日間お世話になったガイドの簡さんと黄事務局長に厚くお礼を述べ、来年の再会を約して別れました。桃園空港を離陸したチャイナエアライン110便は日本時間の20時45分に無事福岡空港に着陸しました。入国手続きを済ませた一行は、空港ロビーで簡単な解散式を行い、全員の無事の帰国と台湾の皆様方の心温まるおもてなしに感謝し、沢山のお土産と思い出を抱え、1月の帰朝報告会での再会を約して帰路につきました。

(文責:原田和典)

帰朝報告の系譜

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