第15次 帰朝報告
期間:平成25年11月22日(金)~11月26日(火)
参加者:32名
11月26日(火)
雨の中で六士先生の慰霊式
最終日は先ず台北市内の土産物店に立ち寄り、家族や職場の人達へのお土産を買い求めました。その後、烏来まで足を伸ばし、高砂義勇隊戦没英霊記念碑の前で慰霊式を斎行しました。鐘の音の後、国旗敬礼、国歌斉唱、黙祷、献花に続いて、小菅団長の挨拶、周萬吉理事長代理の挨拶、そしてたまたま民族学研究所の黄智慧様が来られていましたので、一言お話をいただきました。
タイヤル族の踊りを初体験
慰霊式を終えた一行は、酋長文化村の酋長の家でタイヤル族の若い男女の踊りを見学しました。タイヤル族に古くから伝わる伝統的な踊りだそうで、何度か烏来を訪れていましたが、初めての経験でした。最後は軽快なリズムに合わせて踊り子と団員が輪になって一緒に踊り、楽しいひと時を過ごしました。昼食も酋長の家でいただきましたが、鹿の肉を使った珍しいタイヤル族の料理など、これも初体験でした。食事の後は売店で土産物を買ったり、瀑布(滝)の前で記念写真を撮ったりして、最後の訪問地を満喫しました。
ここで東京組の永石名誉顧問と松下さんはタクシーで松山空港へ、残りの一行は専用バスで桃園空港へと向かいました。桃園空港に着くと搭乗手続きを済ませ、5日間お世話になったガイドの簡さんと黄事務局長に厚くお礼を述べ、来年の再会を約束して別れを告げました。
一行を乗せたチャイナエアライン110便は17時35分桃園空港を離陸し、日本時間20時40分に無事福岡空港に着陸しました。入国手続を済ませた一行は、空港ロビーで簡単な解散式を行い、全員の無事の帰国と台湾の皆様方の心温まるおもてなしに感謝し、沢山のお土産と思い出を抱え、1月の帰朝報告会での再会を約して帰路につきました。
(文責:原田和典)