団員の声(感想文)
世界一の親日国・台湾に感謝
第四班 副班長 平尾文洋
昭和47年、中国との国交が成立した時、台湾とは国交断絶ということになり、結果的に大東亜戦争を共に戦ってくれた台湾を日本は裏切ることになってしまいました。台湾の人々にとって、日本がとったこの裏切り行為がどれほど悔しかったかは、私たち日本人の想像を超えていると思います。しかし、それにもかかわらず、4年前の東日本大震災では250億円もの義捐金を送って下さいました。私たち日本人は改めて台湾の人々にお詫びと感謝の気持ちを申し上げ、そして同時にどうやって台湾の人々の友情の気持ちにお応えすればよいのか、その事に深く思いを致すべきではないでしょうか。
私は3年前から小菅団長が主催されている台湾特別講演会に参加させていただいていますが、台湾への慰霊訪問の旅は今回が初めてでした。出発前、小菅団長から慰霊訪問の目的についてのお話がありましたが、観光が目的ではない台湾訪問が、どれほど意義が大きいかを深く考えさせられました。
今回、慰霊訪問の旅に参加して私が一番嬉しかったのは台湾の方々の熱い歓迎でした。日本の歌を印刷した冊子を配られ、一緒に歌って下さった事に心温まる歓迎の気持ちが感じられました。
また、4日目に行われた宝覚寺での慰霊祭では国歌「君が代」と台湾の国歌を歌い、式の最後に「海ゆかば」を歌った時、胸に熱いものがこみ上げてきて最後まで歌うことができませんでした。そして慰霊祭の最後の挨拶で「また来年も来て下さい。待ってます」と言われた時、本当にこの慰霊訪問の旅に参加して良かったと思いました。
第17次 団員の声(感想文)全11件
- 日台友好議員連盟設立への契機(横尾秋洋)
- 台灣との絆より深く(松俵義博・松俵茂子)
- 「霊安故郷」(田中道夫)
- 教育勅語や古事記を諳んじる日本語世代(岩重誠)
- 感謝と感動の慰霊訪問(冨田昇一)
- 世界一の親日国・台湾に感謝(平尾文洋)
- 自らの目で見、耳で聞き体験できた慰霊訪問(中山雄夫)
- 台湾慰霊訪問で思ったこと(中野一則)
- 家族が帰って来たように歓迎(新開崇司)
- それぞれの立場で日台共栄のために活動を(竹下尚志)
- 郷土佐渡の後輩としての慰霊の旅(本間潤子)