団員の声（感想文）
台灣との絆より深く
常任顧問 松俵義博
第二班
池田班 松俵茂子
第17次日華(台)親善友好慰霊訪問に11月22日～26日迄の4泊5日のスケジュールで、大東亜戦争で散華された原台湾人元日本兵軍人軍属3万3千余柱の英霊顕彰、領台時代の魂を継承する現地台湾人との家族交流・兄弟交流、中華民國総統府、外交部の表敬訪問等に参加しました。
行く先々での歓迎で親日台湾との深いつながりを感じると共に、過去に激しい激戦の末の血と汗を流された皆様をお祀りする場所への訪問は、慰霊訪問の旅だからこそ山深い場所にまで行けお参りが出来るのだと感謝しています。
今回の訪問団はカメラマンが若い女性の方であり、4名の地方議員の方々、沖縄からの2名のご参加、遠くは佐渡島より本間雅晴中将の縁戚の方がご一緒で、今までにない雰囲気でした。
移動中のバスの中では訪問先の写真付きの資料が配付され、小菅団長より大変分かり易い説明があり、また、スタッフの気配りと心配りにお礼申し上げます。有り難うございました。
高雄市の台湾無名戦士紀念碑では、立派に整備された公園で説明を受け、その案内をして下さった皆様の態度にまた感動しては胸がいっぱいとなり涙が止まりませんでした。深々と頭を下げて、私たちを笑顔で迎えて下さり、戦争のはげしい傷跡を語って下さいました。帰国後の今でもその光景が浮かび、胸が痛みます。
第11次より第17次で7回目の参加でしたが、新しい出会いがあり、また再会がありました。台湾でお会いする皆様は日本統治時代に日本教育を受けておられるため、日本精神が強く日本語も上手です。そのうえ情熱的で優しく家族のように迎えて下さるので、私たちも自然と笑顔になります。本当に感謝、感謝です。だから、台湾が大好きです。
大東亜戦争では若い青年たちが、父や母や家族を思いつつ散華されました。その多くの尊い命の上に今の私たちの幸せがあることを思うと本当に有り難いことだと思います。ご英霊の皆様のお陰です。
小菅団長は出発式の時に「台湾で私たちが来るのを待っていてくれます」とよく言われますが、本当に台湾の皆様は私たちが来るのを1年首を長くして待っていて下さいます。そのためにも健康に注意していますとおっしゃいます。
今回は、弟2人にも一緒に慰霊訪問に加わってもらいましたが、本当の台湾が分かり、感動し、是非また参加したいとのことでした。本当に有り難うございました。
第17次 団員の声（感想文）全11件
- 日台友好議員連盟設立への契機（横尾秋洋）
- 台灣との絆より深く（松俵義博・松俵茂子）
- 「霊安故郷」（田中道夫）
- 教育勅語や古事記を諳んじる日本語世代（岩重誠）
- 感謝と感動の慰霊訪問（冨田昇一）
- 世界一の親日国・台湾に感謝（平尾文洋）
- 自らの目で見、耳で聞き体験できた慰霊訪問（中山雄夫）
- 台湾慰霊訪問で思ったこと（中野一則）
- 家族が帰って来たように歓迎（新開崇司）
- それぞれの立場で日台共栄のために活動を（竹下尚志）
- 郷土佐渡の後輩としての慰霊の旅（本間潤子）