団員の声(感想文)
それぞれの立場で日台共栄のために活動を
第五班 新垣班 竹下尚志
一、初めての参加
以前から海外旅行をしてみたいと希望していました。そして、海外に行くならまず最初に台湾と決めていました。今まで時間的日程が取れずにいましたが、今回業務を調整して参加させて頂きました。
4泊5日の日程で、明石元二郎総督墓所・台湾無名戦士紀念碑・高雄市政府・東龍宮・保安堂・飛虎将軍廟・宝覚寺・濟化宮・奇美博物館・中華民国総統府・中華民國外交部表敬等訪問しましたが、訪問前にはバスの中で小菅団長より訪問先の歴史や文化等の説明があり、内容を理解(習得)しながら見学し、説明を受け、効果的習得が出来ました。
歴史の知識は多少ありましたが、更にきめ細かく年号毎に説明を受け、現地の視認(確認)等ができた事は私の財産にもなりました。反面、余りにも歴史を知らない自分が情けなくも思いました。
二、日本文化の発見(体験談と思いを述べてみたい。)
保安堂、東龍宮、飛虎将軍廟などの訪問地では地元の方々から果物、ぜんざい、お菓子、お餅を振舞われ、また全員にお土産を頂くなど、温かいおもてなしを受け、初対面にもかかわらず会話の喜びを感じ来年の再会を誓い合いました。旅程の中に8回ある昼食、夕食のうち4回は昼食会、夕食会として台湾の方々と酒食を共に懇親を深める機会に恵まれました。私は積極的に日本語や事前に覚えた片言の中国語、台湾語で多くの方に話しかけをしてきました。
さて、日本文化とは生活様式、習慣、伝統などがありますが、今失われている良き日本文化とは、誠実さ、自然との共生、勤勉さ、思いやりなどの日本人の特性が挙げられます。
日本統治時代に台湾で生まれ、日本の教育を受けた日本語世代の台湾の方も、既に年齢が90歳代で殆ど時間が有りません。私たちは日本語世代の方々の日本語から正しい美しい日本語を再発見し、現代の人に伝えなければならないと強く感じました。
今回も色々な立場の方が参加し、それぞれの立場で日台共栄のために活動されると思っております。特に今回は議員4名と元議員1名が参加されていましたので、議会活動のほかに地域や他議員に訪問の内容等を説明・報告し、まずは来年以降に参加して頂くように、また、日台友好議員連盟を結成、次に台湾との友好都市の締結ができる様努力したいと思っております。
最後に小菅団長はじめ事務局の皆さん、ならびに団員の皆様のお陰でこの意義ある慰霊訪問団に参加できたことに改めて感謝申し上げます。有り難うございました。
第17次 団員の声(感想文)全11件
- 日台友好議員連盟設立への契機(横尾秋洋)
- 台灣との絆より深く(松俵義博・松俵茂子)
- 「霊安故郷」(田中道夫)
- 教育勅語や古事記を諳んじる日本語世代(岩重誠)
- 感謝と感動の慰霊訪問(冨田昇一)
- 世界一の親日国・台湾に感謝(平尾文洋)
- 自らの目で見、耳で聞き体験できた慰霊訪問(中山雄夫)
- 台湾慰霊訪問で思ったこと(中野一則)
- 家族が帰って来たように歓迎(新開崇司)
- それぞれの立場で日台共栄のために活動を(竹下尚志)
- 郷土佐渡の後輩としての慰霊の旅(本間潤子)