第17次 帰朝報告
期間:平成27年11月22日(日)~11月26日(木)
参加者:32名
11月23日(月)
台湾無名戦士紀念碑を初訪問
翌朝ホテルで早目の朝食を摂り、7時50分台北駅発の台湾新幹線で一気に南下し、1時間40分で左營駅(高雄)に着きました。専用バスに乗り換えて、高雄市旗津区にある台湾無名戦士紀念碑へと向かいました。これは、許昭栄氏が国共内戦で戦死した1万2千柱の英霊を慰霊するために建立した碑で、初めての訪問です。この日はちょうど月曜日で紀念館は休館だったのですが、私達のために特別に開けて下さいました。許氏の碑前で慰霊式を行い、大山猛副団長の挨拶の後、許氏の娘婿の館長に案内してもらいました。館内ではDVDが放映されており、一行は熱心に見入っていました。一段落した所で館長にお礼を述べて次の訪問地、東龍宮を目指しました。
廟に到着すると、爆竹の音と共に堂守の石羅界様はじめ地元の皆様方が笑顔で迎えて下さいました。早速整列し、田中将軍の御霊鎮魂のために慰霊式を斎行しました。改築は昨年よりかなり進捗していましたが、まだ工事の途中で一日も早い完了を心待ちにしています。廟の皆さんが用意して下さった新鮮なスイカやポンカンを一緒に美味しくいただいた後、記念写真を撮ってお別れしました。
今年も和やかに会食
その後一行は高雄市内へ戻り、黄明山台湾支部長ご夫妻主催の歓迎夕食会に臨みました。支部長のご家族や同僚の方々と1年振りの再会を喜び、お土産の交換に続いて、黄事務局長の通訳で支部長の歓迎の挨拶、団長の答礼の挨拶の後、開宴となりました。毎年恒例の歓迎会ということもあって顔馴染みの方も多く、すっかり打ち解けた雰囲気で会話も弾み楽しい一時を満喫しました。2時間余り歌も交えて交流を深めた後、名残りを惜しみつつ来年の再会を約してお開きとなり、宿泊先の華王大飯店へ帰りました。
(文責:原田和典)