第15次 結団の誓い

日台の生命の絆 死守せむと
吾 日本の一角に起つ

この言葉は私たち団員のみならず、ご支援・ご協力戴いております全ての同志の皆様の共同の決意と信条であります。

思いおこせば、初めて台湾を訪れたのは平成11年の3月でした。 爾来(じらい)、今年で15年の歳月を刻むことになりますが、現地の皆様の、家族・兄弟の情愛にも勝る、まごころ溢れるご歓待は、この旅に参加した私たち日本人をまたたく間に台湾の虜(とりこ)にしてしまいました。台湾の皆様のこのような姿勢は、訪問団結成以来、いささかも変わることなく今日まで続いております。それは、領有50年の時代に築かれた魂の絆と、東洋平和の為に決然起って共に血と汗を流した運命的一体感に淵源を持つからです。

時の政府の呼びかけに、血書嘆願し応召され、欧米白色人種による鉄鎖の軛(くびき)から、大東亜を解放せんとした皆様の勇戦奮闘ぶりは、『小敵たりとも侮らず、大敵たりとも懼れず、己が武職を盡さむこそ、誠の大勇にはあれ』と軍人勅諭に示された指針そのものでした。私たちはこのような日本人以上の日本人である、原台湾人元日本兵軍人軍属の勲(いさおし)を決して忘れません。この勇気と献身の歴史が60有余年を経た今日、時代と状況こそ違え、一党独裁の覇権国家・中共による尖閣を搦めた反日の呼びかけに、微動だにしない国民性が貴国に築かれた所以ではないでしょうか。

このようなお国柄に敬意を表しつつ、今年も台湾の勇士の皆様の英霊を顕彰するために現地に赴きます。それと共に一緒に戦われた、私たちの誇るべき先達である日本人の英霊に追悼と感謝の誠を捧げて参ります。かくなる行為を通じて、現地台湾の皆様との家族・兄弟の契りを一層深めて参ります。それは、この道こそが、民主的平和国家として独立している台湾を支援するのみならず、日台両国の安全と国益に合致し、ひいては東アジア全体の平和と安定に寄与するものと確信するからです。

全ての心ある同志の皆様、今年も変わらぬご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。

最後になりますが、公務御繁多にもかかわりませず、本日ご臨席賜りました台北駐福岡經済文化辧事處の戎義俊處長におかれましては、貴国、中華民國における私たち訪問団の道中の安全に格別のご配慮を賜りますようお願いし、「結団の誓い」の結びとさせていただきます。

平成25年10月12日(土)

第15次日華(台)親善友好慰霊訪問団
結団式・壮行会参加者一同

結団の誓いの系譜

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