三一基督長老教會

エピソード - 三一基督長老教会 ~ 林溪和先生安息告別禮拜

私たちに自信と誇りを蘇らせてくれた

平成22年(2012)3月13日、台中市の三一基督長老教会で斎行された、故林溪和先生の葬儀には日華(台)親善友好慰霊訪問団を代表して小菅亥三郎団長と松俵義博常任顧問の2名が参列した。葬儀は旧大日本帝國海軍の軍人に相応しい内容の心のこもったお別れの儀式で、立派なものだった。団員の皆様からお預かりした御花料とメッセージは恭しくお供えした。喪主の林威佐様をはじめご遺族の方も大変感謝されておられた。小菅団長が弔辞を述べ、「海ゆかば」の斉唱の後、林溪和先生を敬礼でお見送りした。

以下、小菅団長の弔辞を紹介する。

弔辞

林溪和様の突然の訃報に接し、大変驚きました。昨年の11月に第11次訪問でお逢いした後、転倒され頭を打ち、療養中と聞き及んでおりましたが、薬石効なくこんなにも早く他界されるとは、今も信じ難い思いであります。

台中の宝覚寺の慰霊祭で初めてお逢いして以来、毎年、私共が台湾を訪問した折には、いつも歓迎の赤い横断幕をしつらえて温かくで迎えて下さり、自らボランティアでガイドを買って出て各地の逸話を丁寧に披露していただきました。領台時代の素晴らしさを熱っぽく語られて、私共に自信と誇りを蘇らせて下さいました。そんな林さんのお姿が今も脳裏をはなれず、感謝の念に堪えません。

「領台時代に感念」をはじめ、数々の書物を著されて、日本と台湾の強固な絆を人一倍願われていた林さんでしたが、志半ばで逝去され無念の思いであろうと拝察申し上げます。私共は、その遺志を受け継いで、平成11年より開始しました台湾親善友好慰霊訪問の旅を発展・充実させ、日台の家族交流・兄弟交流を更に深めて、国交回復への道を邁進してゆく決意を新たにしています。

林さんの人望厚きお人柄を偲んで、多くの団員から弔意を預かってまいりました。あの飄々としたお姿をもうみることができないのは本当に寂しい限りですが、団員を代表しまして、謹んで追悼の誠を捧げ、心からご冥福をお祈り申し上げます。

平成22年(民國99年)3月13日

日華(台)親善友好慰霊訪問団
団長 小菅亥三郎

(文章:五郎丸浩/第20次結団式)

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