九族文化村

エピソード - 九族文化村 ~ 台湾先住民の伝統的習俗

台湾の先住民文化を保存

日月潭に近い南投県魚池郷にある九族文化村は、台湾先住民文化を保存した施設である。台湾先住民族は総称して「高砂族」と呼ばれているが、本来11部族に分類されると言う。アミ(阿美)族、タイヤル(泰雅)族、パイワン(排湾)族、ブヌン(布農)族、ルカイ(魯凱)族、プユマ(卑南)族、サイシャット(賽夏)族、ヤミ(雅美)族、ツオウ(鄒)族、サオ(邵)族、クバラン(狗瑪蘭)族の11部族である。その代表的な9部族の伝統文化を紹介するテーマパークがこの村である。

九族文化村は台湾先住民文化を表現した「先住民集落エリア」、「ヨーロッパ風宮廷庭園エリア」、「アミューズメントエリア」で構成されている。先住民集落エリアでは、百年以上続く台湾先住民の知的文化、習俗、工芸品が展示され、実際の集落を訪れたかのような気持になる。先住民の生活を実際に体験し、台湾の山々に生命の息吹を感じ取り、心の底からの感動に出会える場所である。

(文章:五郎丸浩/第20次結団式)

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