終戦記念日護国神社家族参拝を終えて

大神信彦

一度は是非ともお参りしたいと以前から思っていました。このような機会にめぐりあい大変感謝しています。亡くなった祖父母や両親から、戦争の話は時々聞いていました。祖父の弟は、満州で戦病死されたそうです。

今では遠い世界の話のように感じていましたが、今回の参拝で肌身に染み入りました。

やはり現在の日本の繁栄や日々の生活は、何十、何百万人もの先人の礎の元にあるのだと実感する神社の空気でした。

自分たちは、実際の戦争の経験はありませんが、体験者である両親たちからはリアルな話を聞く事ができ、ある程度の事は人に伝えられると思っていますが、次の世代、その次の世代へと継承していく責任を痛感します。

自分にできる事は何なのか?当時、子供を守るため、妻を守るため、両親を、友達を、そして国を守るために命を捧げられた人々の大きく重い想いを忘れてはならない。今の自分達よりもずっと若い青年たちの覚悟を思うと…言葉にできません。

日本人が日本人であるための歴史・文化を正しく伝えていくことが、今一番大事なことだと思います。まだ、戦争の実体験をされた方々がご存命のうちに、伝承していく方法を形づくる事、少しでも多くの若い人、子供たちに正しい認識を伝えること。人生も終盤にさしかかり、これからの自分のやらねばならない事が少し見えてきた気がします。

このような大事なことに気づかせてもらった貴重な一日でした。

微力ではありますが、来年は妻と一緒にお参りし、波紋を広げていこうと考えています。

参拝者の声(感想文)(全39件)

敬称略50音順。但し、家族は「長幼の序」に従った。

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